当店では、美・食・心の3つの観点から、お客様の愛犬のQOL(生活の質)向上を徹底的にサポート致します。
また愛犬の幸せを実現する為、動物福祉(アニマルウェルフェア)の原則である5つの自由を遵守すると共に
お客様の意識向上に努めます。

 ~5つの自由とは~
1.飢えと渇きからの自由
2.不快からの自由
3.痛み・傷害・病気からの自由
4.恐怖や抑圧(distress)からの自由
5.正常な行動を表現する自由

従来のお手入れ方法との違い

昔ながらのお手入れ方法が、どのようなものだったか、ご存知ですか?
毛玉が出来ていれば、一生懸命ブラッシングをしてほどく。
それが例え、1時間・・・いや、2時間かかったとしても。
嫌がって怒る子・咬む子には口輪をして、無理やり抑えつけて、100%完璧に美しく仕上げるのがトリマーのお仕事。
それが昔からある主流なお手入れ方法でしたし、現在もまだまだ根強く残っているお手入れ方法です。

でも、ちょっと待って下さい。

無理やり抑えつけてまで、何時間もかけて、ワンちゃん自身とワンちゃんの皮膚に負担をかけてまで毛玉を解いて
嫌がるワンちゃんの気持ちを無視してまで、100%完璧に美しく仕上げる必要はありますか?

嫌がって咬む子に口輪をして、怒って、抑えつけるようにと学校で教わって実行して。
学生の頃には、なんだか自分までイライラしてしまって、
私はトリマーに向いていないのかなぁ、辞めようかなぁなんて思った時期もありました。

ですが、今より情報はものすごく少なく大変でしたが、それではダメだと、
ネットで他に方法がないのか?と色々と検索して、叱る時は叱りますが、基本褒めてやるという方法を知り、
実習中に実行し、確かな手応えを感じていました。
(ちなみに、この頃から犬の気持ちをより理解するために独自にしつけの勉強もしていました)

卒業後は更に磨きをかけるために、独自で勉強をしたり関西・関東までセミナーに行ったりし、
全く怒ったり、抑えつけたりしなくてもいい方法を学びました。

大切なことは「ワンちゃんに心から信頼して貰うこと」


お手入れは、基本的にワンちゃんは皆嫌いなものなんです。

それでも、「怒ったり、叱ったり、抑えつけたり」しなくても
ワンちゃんが信頼してくれれば苦手なお手入れもさせてくれます。

でも、ワンちゃんも感情があります。
どうしても気分が嫌な時だってあります。
そんな時は「やらない」という選択肢だってあります。

集中が途切れたワンちゃんは、途中で休憩を挟みます。
お手入れが終わったら、お店で一緒に遊びます。
お店とトリマーが大好きになってくれるように、たくさんたくさんコミュニケーションを取ります。

これが、従来のお手入れ方法との違いであり
当店キャッチコピーの「ワンちゃんの気持ちを第一優先」と掲げている第一の理由なのです(^^)